ネリネ第一号が開花しました

9月中旬ごろからグングン茎を伸ばしてきたネリネが今月の11日に開花しました。

去年は一部の球根しか開花しなかったので、今年は沢山咲いてほしいです。

ネリネはヒガンバナ科ネリネ属に属する球根植物で彼岸花によく似た花を咲かせますが、似通った性質もあれば、違った性質もあります。

ネリネは彼岸花が終わったあたりでどんどん生長し、10月初旬頃から順次開花します。また花期の長さも特徴で、彼岸花は秋のお彼岸になると一斉に咲き始めとても見ごたえがありますが、開花期間があまり長くありません。

その点ネリネは長いもので一か月近く咲き続け長い間花を楽しむことが出来ます

彼岸花は葉見ず花見ずと言われ、花が咲き終わった後に葉が伸びてくる性質を持ち、この性質が時には不吉な印象を与えました。

ネリネの場合は花と葉が同時期にニョキニョキ生えてきます。

個体によっては花の後に出てくるものもあります。

ダイヤモンドリリー

ネリネは現在数多くの品種が流通していて、その中でも花弁がキラキラと光る品種は別名ダイヤモンドリリーと呼ばれ多くの園芸家を虜にしています。

現在育てているネリネは全て花弁が光って見えるダイヤモンドリリーです。

もちろんネリネを好んで育てているのは、その花姿や肉厚でボリュームのある花弁、花期の長さなど色んな理由がありますが、やはりこの光沢のある花弁がネリネ最大の魅力でもありますのでついつい選んでしまいます。

光る仕組み

ダイヤモンドリリーの花弁の表面を拡大した画像です

ダイヤモンドリリーは花自身が発光しているのではなく、光る仕組みは花弁の表皮にあります。

ダイヤモンドリリーの表皮を拡大してみると小さな粒のようなものが無数に並んでいるのが分かります

ダイヤモンドリリーが光って見える理由はこの肉眼では確認できないレベルの無数の粒に光が当たることで乱反射を起こしあたかも花が光っているように見えます

写真だと上手く光らない

ダイヤモンドリリーが開花すると必ず写真に収めるのですが、撮り終わった写真を確認すると、肉眼で見た時のような光沢が上手く写らずもったいない思いをしてきました。

花自体はとてもキレイなので、見ていて十分楽しいのですが、せっかくならダイヤモンドリリー最大の魅力である光沢を写真に残したいので。今年は気合を入れて撮影してみました。

ダイヤモンドリリーの画像をたくさん検索していると輝きを見事に収められている方がいたので、出来ないことはないはずです。

光沢の撮影に挑戦

ダイヤモンドリリーの光沢を写真に収められるよう工夫して撮ってみました。

  • 黒の背景を使って被写体を引き締めた
  • 光源を一つに絞って乱反射する光を潰さないようにした。
  • 暗めに撮影して光沢の白とびを抑えた。

今回意識してみたのは上記の3点です。他にもダイヤモンドリリーをキレイに撮影するコツがあるはずなので、色々試しながらいい写真になるよう追及していきます。

ネリネの育て方

ネリネは南アフリカを原産地とする植物で比較的温暖で雨量の少ない乾燥した地域に自生しています。

栄養も多くは必要なく、植え付けの際に元肥は不要です。栄養をあまり多く必要としない点は彼岸花と同じです。

ネリネは耐寒性は低めで、また休眠中に雨に濡れると腐ってしまうので、庭や花壇に植えるより移動ができる鉢植えで育てるのがオススメです。

土づくり

家庭で育てる際も原産地の風土に合わせた土づくりや管理が大事だと思います。

使用している土は赤玉土をメインに川砂、バーミキュライトを配合しています。

痩せた土を好むということで腐葉土などの有機質は混ぜ込まず、元肥も施していません。

植え付ける鉢は、3号鉢に一球が目安です。

栄養を多く必要としないネリネを大きな鉢に植えてしまうと必要以上に栄養を吸収してしまい葉は茂るけど花を咲かせないということがあるそうです。

なのでこの植え方はあまりよくないということになります。

ただ活動が始まった今からの植え替えはリスキーなので来年の休眠期に行います。

植え付けの深さは球根の肩が出るくらいが適切な深さだそうです。

「球根の肩ってどこだ?」と毎回思いますが、肩が出るくらいです。この写真でも少し深いかもしれません。

植え替えのタイミングは休眠直後の5~6月、休眠が明ける8~9月が適期です。

ただ植え替えは毎年行う必要はなく3~4年は植えっぱなしの方がよく育ちます。

植え替えを行わない代わりに、休眠が明ける9月中~下旬頃に表面の土を1センチほど取り除き、新しい土を入れてあげると生育がとてもよくなると教わりました。

水やりと肥料

生育中の水やりは土の表面が乾いたら与えていますが、もともと乾燥気味の地域の花なので、生育期間を通して乾燥気味に管理します。

水やりは晴れた日に行い、気温が上がりきる前の午前中に済ませておきます。

ネリネは乾燥した地域の花なので、過湿にすると根が腐ってしまいます。

肥料は元肥を施していないので月に2回薄い液肥を与えます。

休眠

5月頃になると葉が徐々に黄色がかって枯れてくるので、水やりの頻度を減らしていきます。

葉が完全に枯れたら水やりを中止して球根を休眠させます。

6月になっても葉が残り続けるものに関しては、水やりを止めて強制的に休眠させます。

ネリネの失敗で最も多いのが休眠期間中に濡らしてしまい球根が腐ってしまうことなので、水やりはもちろん雨にも当てないようにします。

次の水やりは球根が活動を再開する時期に行います。うちでは9月20日に水やりを始めました。

※このあたりの管理方法は実際にネリネを取り扱っている園芸屋さんに問い合わせて回答いただいたものです。

これからネリネを管理するにあたってとても耳よりな情報が聞けたので、やはり我流ではなくプロに聞くのはとても大事だと思いました。

ちなみに問い合わせた園芸屋さんも丁度9月下旬に水やりを始めたそうです。

ネリネの育て方まとめ

  • 乾燥気味に育てる。
  • 有機質の少ない痩せた土を好む。肥料は月2回薄い液肥を与える。
  • 3号鉢に一球が目安。球根の肩が出る程度の浅植え。
  • 一度植えたら3~4年は植え替えない方がよく育つ。代わりに毎年9月、表面の土1cmを新しいに入れ替える。
  • 葉が黄変してきたら水の量を減らし、枯れたら水やりを中止する。6月になっても葉が残り続けるものは水やりを中止して無理やり休眠させる。
  • 休眠が明けるころに水やりを再開する。(休眠が明けた合図はないので忘れないよう注意。9月下旬が適期。もしくは個体によっては時期を感じ取って茎を伸ばすものもあります。今回9/20に水やりを始めたのは一つの球根から茎が伸びてきたからです。)