紙袋バッグは元々、着付けの先生に教室で使う着物を持っていくためのバッグが欲しいと依頼されて製作したバッグです。
紙袋バッグは大切な着物を守るため様々な工夫が施されています。
型崩れを起こして着物にシワや折り目が付かないように丈夫で厚い革を貼り合わせて強度を上げています。
頑丈に仕上げながらも柔軟性のある作りにすることで着物の出し入れがスムーズになり、無理に押し込んだり引っ張ったりして傷むのを防ぎます。
取り出し口は、厚みのある着物を圧迫しないように、留め具を使わずオープンにしています。
ハンドルは本体側に倒れるので出し入れの際に邪魔になりません。
そんな随所にこだわりのある紙袋バッグは着物だけでなく、普段使いのトートバッグとしても活躍します。