ミネルバリスシオ エイジング

ミネルバリスシオはイタリアのタンナー「バダラッシィ・カルロ社」が製造する牛革で、短期間でのエイジングが魅力の高品質のタンニン革です。

バダラッシィ・カルロ社はイタリアのトスカーナ州ピサ県にある町、サン・ミニアートで40年以上にわたり革の製造を続けている歴史あるタンナーです。

またタンニン革でじっくり鞣した後に特製の動物性オイルをたっぷり染み込ませる「バケッタ製法」を現代に蘇らせたタンナーとしても知られています。

本日はそんなバケッタ製法で丁寧に仕上げられたミネルバリスシオのエイジング模様をお伝えいたします。

ミネルバリスシオのブラウンで比較

こちらはミネルバリスシオのブラウンで仕立てたマネークリップの外コインタイプです。

左が一度も使っていない新品の状態で、右の方が約1年間使用したミネルバリスシオです。

違いは一目瞭然で、新品のミネルバリスシオは明るくマットな印象ですが、右のミネルバリスシオは、タンニン革のエイジングの特徴である濃色化が進んでおり、また人肌との摩擦によりツヤも増しています

ミネルバリスシオのレッドで比較

続いてはミネルバリスシオのレッドで製作したスマホケースです。

同じく左が一度も使用していない新品の状態で、右のスマホケースが約半年間使用したものです。

こちらも半年間という短い期間ですが、スッキリとした赤色から深みのある赤色に変化しているのが分かります。

ここからさらに使い込んでいくと、ますます深みが増しワインレッドのように変化していきます。

色の変化がお好みでない方はブラックやダークブラウンなどの最初から暗い色をオススメします。

芦屋店に保管しています

現在芦屋店にはこの記事で紹介したミネルバリスシオで仕立てた商品と同じものを置いています。

店頭に出しているとどんどんエイジングが進んでいきますので、普段は箱に入れて保管しています。

実際に手に取って見た目や質感、エイジング具合を確かめたい方はお気軽に店舗スタッフにお声かけください。