神戸市立「六甲山牧場」

ふいに立派な牛が見たくなったので、神戸にある六甲山牧場に行ってきました。生憎の曇り空でしたが、思っていたほど寒くなく快適に回ることが出来ました。

入場ゲートには「羊が逃げるので閉め切ってください」の案内が。何のことかと思い中に入ると目の前には牧場内を歩き回る羊の姿が。六甲山牧場では天気の良い日は羊舎から出して、放牧させているそうです。あまりにも自由に歩き回っていたので、後半雨が降ってきて、羊舎に戻った時は見かけないのが不自然に感じるほどでした。

橋を集団で渡る羊。牧場内では日常の光景なんでしょうが、何だかおもしろかったです。

ランボルギーニちゃん(雌)

六甲山牧場に来た一番の目的の牛に会えました。想像していたよりも二回りほど大きいです。近づいてもそっけない感じでしたが、牧場のスタッフさんが通ると、一目散に寄って行ったのを見てほっこりしました。乳牛舎の方では沢山の牛が放されていました。水を飲んだり寝転んでくつろいでいたり、ここだけ時間の流れがゆっくりな感じです。

少し離れたところに仔牛専用の小屋があり中には二頭の仔牛が。人でも動物でも子供はみんな可愛いですね。ちょっと怖がっている様子だったので程々に。

馬舎から顔を出しているサラブレット。何もしないとわかっていてもその大きさに少しビビります。

不思議な形の建物。「サイロ」と呼ばれています。石、レンガ、コンクリートで作られていて家畜の飼料も貯蔵に使われます。(六甲山牧場では実際に使われたことはほとんどないそうです。)

昼食は牧場内のレストランで。牧場内には神戸牛のバーベキューや神戸牛のハンバーグなどを提供しているお店もありましたが、お財布と相談した結果「ベーカリー&カフェ デルパパ」でいただく事になりました。
「ベーカリー&カフェ デルパパ」は六甲山牧場のチーズを使ったパンやパスタが売りのお店です。
看板に大きく出ていた「六甲山牧場カマンベールチーズと三種のハムサンド ¥690 (税込)」「六甲山牧場チーズドッグ \460 (税込)」を注文。どちらも六甲山牧場のチーズが使われています。中の具材はモチロンそれらを包むパンが美味しく、食感が軽くふわっとしていてスルッと入っていく感じでした。
最近美味しいと感じ始めたコーヒーとの相性も良く、デルパパを選んで正解です。

食事を終えて外に出ると辺り一面が濃い霧の中に。お店に入る前は何ともなかったのに。これがいわゆる「山の天気は変わりやすい」ってやつでしょうか。霧にあうのは初めてだったので少し不気味です。

六甲山牧場内の動物たちは慣れた様子です。

牧羊犬のソフィーちゃん

一つ楽しみにしていたイベント「シープドッグショー」は足場不良のため中止になりました。残念ですが仕方ないですね。

牧場内には大型の動物以外にもウサギやモルモットなどの小動物も飼育されているので小さなお子さんでも安心して楽しめそうです。